例えば、仕事でミスをしてしまった部下がいつまでもくよくよと「ああ、俺なんか使いものにならないよなあ」、「あのときああしておけばよかったのに」、「なんでいつもこうなっちゃうんだろう」と嘆き続けています。
そんな部下に対して「シャキッとしろ」とか「目を覚ませ」とか「気合いをいれろ」などのようなメッセージを伝えたいときには、以下の表現を使うことができます。
Drink some concrete and harden up.
直訳:コンクリートを飲んで(その弱弱しい感じを改めて自分自身を)固めろ。
意訳:なよなよしてないでしゃきっとしろ。
この表現は冗談ですので、気心知れた人との間で banter として使うのに適しています。
また、harden up は「(何かを)固くする」という意味の動詞で、「固い」という意味の形容詞 hard はその派生語です。
harden up の up は「完全に」という意味をもち、harden up は「完全に固くする」と訳すことができます。
Drink some concrete は「ちょっとコンクリートでも飲んでみて」と訳せますが、以下のように表現することも可能です。
- Drink a glass of concrete(グラス一杯のコンクリートを飲む)
- Drink a cup of concrete(カップ一杯のコンクリートを飲む)

せいと
concrete の代わりに cement を使う場合もあります。
Have Your Say