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現在完了形

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このページでは現在完了形とは何か、その概念についてわかりやすい例と共に解説しています。

現在完了形とは

現在完了形は中学で習う文法の中で難しいものの一つでしょう。現在完了形はその名前の通り過去の一時点から続くある行為が現在に完了するということを表します。このような時制の考え方は日本語にはありません。

中学では現在完了形は継続、経験、結果、完了の4つに分類されると習いますが、ネイティブは頭の中でこのような分類はしていません。どれに当てはまるとしても全ての現在完了形の文は過去の一時点から続くある行為が現在に完了するということを伝えたいにすぎません。

現在完了形という時制の考え方

現在完了形の例として、大リーグの実況がスタンドにホームランが入るときに言う gone があります。発音は「ゴーン」のような感じです。

gone は go の過去分詞形で意味は「行く」です。何が行くのでしょうか。それはピッチャーが投げてバッターが打った「球」に他なりません。

打者が球を打ちます。そしてその球が何秒かをかけてスタンドに到達します。この間数秒にすぎませんが、過去の一時点(打者が球を打った瞬間)から続くある行為(球が飛んでいく)が 現在(球がスタンドに飛び込む瞬間)に完了する(スタンドに入り球がもう飛んでいかなくなる)という前述した現在完了形の基本的な考え方に合致します。

文法的に正しくは The ball has gone to stands. ですが、会話ではいろいろと省略されることが多く、実況では gone 以外全てを省いています。

ちなみに、球がスタンドに入ったときに gone と言い切る前、打者が打ってから球がぐんぐん伸びていってるときは going と進行形をつかいます。ですので going, going, gone! と大リーグの実況が言っているのを時々耳にします。それをまねする日本のプロ野球の日本人実況もいます。

現在完了形の表し方

現在完了形は have + 過去分詞形で表現します。このときの have は「持っている」という意味の have とは全くの別物です。

過去分詞形は動詞の活用形の一つで、中学では各動詞の原形、過去形、過去分詞形をこの順番でセットで覚えることが多いです。例えば、「行く」は go, went, gone で、「食べる」は eat, ate, eaten など。この場合の gone と eaten が過去分詞形です。

現在形、過去形、現在完了形の違い

以下は、1つ目が現在形、2つ目が過去形、3つ目が現在完了形の文です。

  • I eat apples.(私はりんごを食べる。)
  • I ate apples.(私はりんごを食べた。)
  • I have eaten apples.(私はりんごを食べた。)

1つ目の現在形と2つ目の過去形はそれぞれ事実を伝えるのみの役割を果たします。私がりんごを食べるという事実、私がりんごを食べたという事実。それらが客観的に表現されているのが1つ目と2つ目の文です。

一方、3つ目の現在完了形は日本語訳は2つ目の過去形の文と同じですが、意味するところが全然違います。

私は過去のある時点でりんごを食べた。私はりんごを食べたんだなあ。ああ、食べたなあ。そしてその食べたリンゴの記憶は今に続いています。

このような、過去の記憶が現在にも継続されているときにネイティブは現在完了形を使います。そして、過去に起きたことをただの事実として客観的に伝えたいなら過去形を使うのです。

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