最上級の文
最上級は三つ以上のものを比べて、その中の一番について話すときに使います。
例文を見てみましょう。
Example
He is the tallest in our class.
彼はクラスの中で一番背が高いです。
最上級の文で大切なのは以下の二点です。
- 形容詞に est をつける。
- その前に the を置く。
形容詞の最上級の作り方 その1
前述のとおり、最上級の文では形容詞には est が付きます。この形容詞に est が付いた形を形容詞の最上級といいます。
形容詞の最上級の作り方には以下のルールがあります。

アシスタント
「短い形容詞」は、具体的にはだいたいアルファベット3つの場合が多いです。
形容詞の最上級の作り方 その2
実は、形容詞の最上級には est を語尾に付けるのでなく、most という単語を形容詞の前に置くものもあります。例えば expensive(高い、高価な)の最上級は most expensive になります。
他の例もみてみましょう。
Example
- interesting(おもしろい)→ most interesting
- convenient(便利な)→ most convenient
- famous(有名な)→ most famous
- dangerous(危険な)→ most dangerous
二種類の最上級
どの形容詞の語尾に est をつければいいのか。どの形容詞の前に most を置けばよいのか。
はっきりとしたルールはありませんが、短い形容詞(だいたいアルファベット5つ以下)には est を語尾につけて、長い形容詞(アルファベット6つ以上)には most を前に置くと考えておけば、ほぼ問題ありません。
~の中で
最上級の文では何の中で一番なのかを伝えるときがあります。
例えば、日本中で、世界中で、家族の中で、クラスの中で、のように限られた場所や範囲「の中で」というときは in を使います。
一方、五人の中で、動物の中で、乗り物の中で、のように複数ある同種のもの「の中で」というときは of を使います。
すぐに使える最上級の例文
- 兄は家族の中で一番髪が長い。→ My older brother has the longest hair in my family.
- 東京は日本で一番混雑している。→ Tokyo is the most crowded city in Japan.
- ライオンは一番強い動物だ。→ Lions are the strongest of all animals.