sexy よりも性的にやばい言葉がある。

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環境大臣の小泉進次郎が世界の環境問題に sexy(セクシー)に取り組んでいきたいと発言したことが大きな話題になっています。

これは大問題なのでしょうか。

日本での「セクシー」

日本人の目線からすると大きな問題なのでしょう。sex という文字が sexy という単語の中にあることが大きく影響しているのかもしれませんが、sexy は日本では性行為を連想させる言葉であるということは明らかです。

例えば、アダルトビデオに出演する女優のことを以前はAV女優とよんでいましたが、AV という直接的な言葉は避けつつセックスを容易に連想させる「セクシー」という言葉を使って、最近は彼女たちをセクシー女優とよぶことが専らです。

英語圏での sexy

英語圏では「セクシー女優」の直訳でAV女優を sexy actress などとよぶことはありえません。sexy actress で画像検索をすれば大人の魅力的なハリウッド女優がたくさんでてきます。AV女優の英語での代表的な言い方は porn star(ポーンスター)でしょう。

英語でいう sexy という言葉にも性的なニュアンスは入っていますが、それよりもっと女性として「魅力的な」とか「美しい」という日本語に近く、そのような女性を形容する場合に親も子供も老若男女も問わず日常的に sexy を使うことは全く問題ありません。

皆で力を合わせて

小泉進次郎は環境会議で It’s gotta be sexy too. と言ったわけですが、その真意は定かではないものの「大変な問題をもっとみんなで楽しく力を合わせて乗り越えていきましょう」という前向きなメッセージをこめていたと考えられます。

「あの文脈で sexy はおかしい」という人の気持ちもわかりますが、そこにフィットしないわけでもない気がします。女性は美しくありたいと思うものです。そして世の中のブームの火付け役は女性であることも少なくありません。

魅力的で美しい sexy な女性が環境問題に関心をよせてくれたら、そしてそれが世界全体でうねりとなり大きな力に変わっていったら、という願いをもつことは決して的外れなことではありません。

sexy よりもひどい言葉

sexy の代わりにあの場で使ったらやばかった「性的」なニュアンスをもつ言葉は naughty(ノーティ)です。

naughty は「行儀が悪い」という意味で、naughty girl と言えば「行儀の悪い女の子」ですが、状況によっては「ふしだらで無礼で行儀の悪い」という意味で使われます。

「セックスを連想させるもの」としては、英語圏で naughty は sexy よりも遥かに直接的です。

世界基準とのズレ

英語圏の文化を知らないで、日本の考え方や物差しで言うから「環境大臣が何を言っているのか。けしからん。」となるのです。

メディアでは小泉進次郎のセクシーコメントはだだスベリだったような論調の記事もありますが、そんなことは大した問題ではありません。会議に参加していた人も笑いがドッとおきていたかどうかなどは気にしていません。

動画の中で、小泉進次郎が隣の女性に向かって It’s gotta be sexy too. と直接言っているのは、違和感がないわけではありません。「日本人の中年男性」が女性に「セクシー」と言えば日本ではセクハラになるからです。

しかし、あの場は日本ではありませんし、世界のどこで行われようと国際会議に日本の慣習は必要ありません。ですから、小泉進次郎のああいう振舞い方は全く問題があるわけがなく、むしろ世界基準に当てはめた場合は正解ともいえます。

進次郎の英語と聞かせる力

小泉進次郎が環境大臣として世界公用語である英語を立派に使いこなして、これから日本が世界環境改善のリーダーシップをとっていくと明確に発信したことは日本として大きな大きな一歩であったと思います。

小泉進次郎の英語は「カタカナ英語」ではなく非常に聞きやすく、彼の気持ちが言葉にのっていて聞き手を話に引き込む力があります。今後も大いに世界で活躍してほしいと強く感じました。

「sexyに」気候変動問題を・・・進次郎大臣の真意は?(19/09/23)

(sexy は1分38秒あたりから)

  • sexy – 魅力的で美しい
  • naughty – 無礼でふしだら

どちらも大人の女性を形容するときに使えるが、意味は全く違う。