【省略語を学ぼう】SDGs

語彙
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最近よく聞く英語をわかったふりして使っていませんか。

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SDGs

SDGs の読み方は「エスディージーズ」です。

SDGs と聞いて、自然環境やエコを思い出す人はたくさんいると思います。

SDGs は Sustainable Development Goals の略称で、

「持続可能な開発目標」と訳されることが多いです。

SDGs

  • Sustainable:持続可能な
  • Development:開発
  • Goals:目標
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持続可能な

英語を日本語に訳しただけの感が強い「持続可能な開発目標」という言葉に

ピンとこない人は多いのではないでしょうか。

せいと
せいと

そのなかでも「持続可能な」というところがわかりづらいです。

「持続可能な」を意味する英語は sustainable で、

日本語で「サステナブルな」と表現する場合もあります。

例えば、「サステナブルなファッション」という言葉は最近よく聞かれます。

「サステナブルなファッション」は多くの場合

「環境にやさしくて無駄が少ないファッション」のことをいいますが、

環境に配慮したり無駄を省いたりすることはサステナブルの一面にすぎません

もう一度確認すると、sustainable の意味は「持続可能な」であり、

これはもっと具体的に言うと「今から未来までずっと続くことができる」

ということを表しています。

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開発目標

では、何が今から未来までずっと続くべきなのか。つまり何をずっと維持すべきなのか。

それは実にさまざまで、国連では17個の「持続可能な開発目標」(SDGs)を掲げています。

国連の SDGs の例(今から未来までずっと続くべきもの)

  • 豊かな自然環境
  • 健全な労働環境
  • 質の高い教育
  • 性の平等

いつの世も自己中心的な考えをもつ人々によって、自然環境、労働者、子供、性的弱者は

長い間犠牲を強いられてきました。

これらの問題を解決して明るい未来に繋げていこう、というのが SDGs の目指すところです。

SDGs に必要な考え方

譲り合い、思いやり、いたわり、使い切る料理法、大阪の始末の料理方法、長持ち、おさがり、寄付、もったいない、リサイクル、働き方改革等

SDGs にそぐわない考え方

自分さえよければそれでよい、自己中心的、経済最優先、視聴率優先、無駄遣い、数年サイクルで車を買い替える、シーズンごとに服を使い捨てる、サービス残業等

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大食いや激辛の番組

大食いや激辛のテレビ番組や動画がよくあります。SDGs が叫ばれる昨今、食べ残しはよくない、

という人がいますが、

出されたものを全部食べきることがSDGs に沿った行動なのではありません。

SDGs に基づいて行動するならば、

食べきれない量を最初から出さない、辛くて食べられないものを最初から出さないことが大切です。

そうすることで、使用されなかった食べ物や飲み物は

他の必要な人々に適切に分配することができます。

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課題は山積み

18世紀にイギリスで産業革命が起きてから、

各年代の人間は地球にある様々な資源を無計画に消費し続けて、

自分たちの利益のために経済活動を優先させてきました。

しかし、

そのような生き方では SDGs を達成できません。

限りある資源を無駄にしないで、どのように次の世代にバトンタッチすべきなのでしょうか。

将来につけを残すことなく、人間は今をどのように生きていくべきなのでしょうか。

次に地球を使う人たちのことを考えて日々行動できたら

多くの SDGs が達成できるに違いありません。

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