全米オープンの3回戦を6-0、6-0のストレートで勝利した大坂なおみのゲーム後の記者会見。
ある女性記者が「前回 double bagel したときのことは覚えていますか」と大坂なおみに尋ねました。
bagel はパンのベーグルのことですが、ここではその意味はありません。
テニス用語で bagel は「相手にゲームを与えることなくセットを奪うこと」。2セットともゲームを与えない場合は double bagel になります。
bagel は丸くて真ん中に穴が開いていて、数字のゼロに似ているので、そう呼ばれるようになったのでしょうか。
大坂なおみは double bagel を今までにしたことはあったけれども、対戦相手が誰だか覚えていなかったらしく、そこでちょっとユーモアをきかせて、「そうねえ。その対戦相手はあなただったわ。私の夢の中で。」と答えました。
大坂なおみの言い方と笑顔が絶妙で会見場は爆笑に包まれました。