このページでは英語で大きな数字を読む基本的な方法を学習することができます。
百の位までの数字は読めることを前提にしています。
数字の区切り方
日本では数字は三つごとに区切られたり四つごとに区切られたりしますが、欧米では数字は三つごとに区切られます。
- 3,000
- 8,740
- 15,000
- 64,250
- 724,000
- 136,330
- 1,000,000
- 23,943,278
桁が大きい数字を読むためにまず覚えるべきことは右から数えて一つ目のカンマは thousand を、二つ目のカンマは million を指しているということです。
thousand は「千」、million は「百万」を表す単位です。
読み方のルール
英語の数字の読み方の基本的なルールとして以下の点をおさえてください。
- 日本語と同じように左側の数字から読み始める。
- 右から一つ目のカンマが現れたらそれを thousand と読む。
- 右から二つ目のカンマが現れたらそれを million と読む。
上記の例にある数字を一つ一つ確認していきましょう。
右から一つ目のカンマは thousand
3,000
3 は three です。そしてその後に一つ目のカンマがありますから、3,000 は three thousand と読みます。カンマの後に続くゼロ三つを読む必要はありません。
8,740
8 は eight です。そしてその後に一つ目のカンマがありますから、カンマまでは eight thousand と読みます。次に、カンマの後の数字は 740 で seven hundred forty と読みます。よって 8,740 は eight thousand seven hundred forty となります。
15,000
15 は fifteen です。そしてその後に一つ目のカンマがありますから、15,000 は fifteen thousand と読みます。カンマの後に続くゼロ三つを読む必要はありません。
64,250
64 は sixty four です。そしてその後に一つ目のカンマがありますから、カンマまでは sixty four thousand と読みます。次に、カンマの後の数字は 250 で two hundred fifty と読みます。よって 64,250 は sixty four thousand two hundred fifty となります。
724,000
724 は seven hundred twenty four です。そしてその後に一つ目のカンマがありますから、724,000 は seven hundred twenty four と読みます。カンマの後に続くゼロ三つを読む必要はありません。
136,330
136 は hundred thirty six です。そしてその後に一つ目のカンマがありますから、カンマまでは hundred thirty six thousand と読みます。次に、カンマの後の数字は 330 で three hundred thirty と読みます。よって 136,330 は hundred thirty six thousand three hundred thirty となります。
右から二つ目のカンマは million
1,000,000
1 は one です。そしてその後に右から二つ目のカンマがありますから、1,000,000 は one million と読みます。それぞれのカンマの後に続くゼロ三つを読む必要はありません。また、右から一つ目のカンマは thousand ですが、thousand の後ろはゼロしかないのでこの場合は読まなくてもいいです。
23,943,278
23,943,278 という大きな数字は二つのカンマによって三つのセクションに区切られています。
まず、一番左側のセクションにある 23 を読みます。23 は twenty three です。23 の右隣りにはカンマがあります。これは右から数えて二つ目のカンマなので million と読みます。ですから、ここまでは twenty three million となります。
次に、カンマで区切られた真ん中のセクションには 943 という数字があります。これは nine hundred forty three と読み、その後には thousand のカンマがあります。
最後に、278 は two hundred seventy eight なので、全部まとめると、23,943,278 は twenty three million nine hundred forty three thousand two hundred seventy eight と読むことになります。
数字のリスニングの仕方
数字を読むときの million と thousand は数字を書くときのカンマのような役割を果たしているといえます。つまり、聞くほうとしては、そこで区切りながら次の数字の準備をすることができるということです。
例えば誰かが five thousand と言えば 5,000 なわけですが、その後に fifty と続けば 5,050 になるし、nine hundred eighty と続けば 5,980 になります。