語源
新型コロナウィルスのニュースでよく目や耳にするようになった言葉に「エッセンシャルワーカー」があります。この言葉の語源は essential worker という英語です。
essential
- essential は「必要不可欠な」という意味の形容詞。
worker
- worker は「働く人」という意味の名詞。
- 元々は work という動詞で、意味は「働く」。

せいと
動詞に er がつくと「~する人」という意味の名詞になります。ですので worker は「働く人」つまり「労働者」になります。
動詞に er がつく他の例
- player(する人→プレーヤー、選手)
- swimmer(泳ぐ人→スイマー)
- reader(読む人→リーダー、読者)
- leader(率いる人→リーダー)
- listener(聞く人→リスナー)
- jogger(ジョギングをする人)
意味
エッセンシャルワーカーは直訳すると「必要不可欠な労働者」という意味で、コロナウィルス感染者の治療に関わる医者や看護師等の医療従事者だけでなく、生活に必要な食料を供給する役割をもつスーパーで働く人たちのことも指します。主なエッセンシャルワーカーは以下の通りです。
- 医療:医者、看護師、薬剤師
- 福祉:社会福祉士、介護士、慈善事業者
- 教育:教師、保育士
- 報道:ジャーナリスト、アナウンサー
- 政府:政治家、役人
- 食料:生産、加工、流通、販売に関わる人たち
- 安全:警官、消防士、刑務官
- 交通:陸海空の交通に携わる人たち
- 金融:銀行員
- 生活:電気、ガス、水道、ガソリン、インターネットの供給に携わる人たち
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