【違いは何か】each と every と all

文法
文法違いは何か
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基本的な意味

each と every と all は全て数を表すために使う言葉です。

学校では以下のように習うことが多いと思います。

  • each:それぞれの、各々の
  • every:全ての
  • all:全ての
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単数か複数か

これらを使う時には以下の点に注意しましょう。

  • each:単数扱い(正:each boy 誤:each boys)
  • every:単数扱い(正:every boy 誤:every boys)
  • all:複数扱い(誤:all boy 正:all boys)
せんせい
せんせい

all は物を表現するときは単数扱いになりますので注意が必要です。

アシスタント
アシスタント

All I want for Christmas is you. の最初の all がそれで、単数扱いだから be動詞には is が使われています。

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使用例

例えば帽子をかぶっている男の子が10人いる場合、以下のように表現することができます。

Example
  • Each boy wears a hat.(each boy は三人称単数なので動詞に s がつきます。)
  • Every boy wears a hat.(every boy は三人称単数なので動詞に s がつきます。)
  • All boys wear a hat.(all boys は三人称複数なので動詞に s がつきません。)

ただ、意味がそれぞれ少しずつ違います。

  • each の文:(一人一人を意識して)それぞれの男の子は帽子をかぶっている。
  • every の文:(10人全体を意識して)それぞれの男の子は帽子をかぶっている。
  • all の文:男の子は全員帽子をかぶっている。
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まとめ

each と every と all の違いはまとめると以下のようになります。

  • each:「各々の」の意味。個々を意識して使う言葉
  • every:「全て」の意味なのだが、その中の個々を意識して使う言葉
  • all:「全て」の意味で使われる。その中の個々を意識してはいない。
せいと
せいと

こうみると、every の使い方がちょっと厄介ですね。

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