big も large も大きさを表現するときに使う形容詞で、意味は「大きい」です。しかしこの二つの言葉には違いがあります。
big
big はまず、実際に存在するものに使えます。例えば、big city は「大きい都市」となります。
次に、big は抽象的なものにも使うことができます。例えば、big idea は「大きい(壮大な)考え」となります。
large
large はまず、空間的な大きさを表現する場合に使い、「広い」と訳すとうまくいくことがあります。例えば、large room は「大きい部屋」ですが、空間的な広さを強調しています。
次に、large は big よりもフォーマルな形で使われることがあります。例えば、large population は「人口が多い」という意味で、big population とも言うことができますが、large population のほうが big population よりフォーマルに聞こえます。
そして large は決まった言い方で使われることがあります。例えば、large number of や large amount of は「たくさんの」という意味で使われます。large number of は数えられるもの(可算名詞)、large amount of は数えられないもの(不可算名詞)の前に置かれます。
- large number of houses たくさんの家
- large amount of water たくさんの水