日常生活で使う言葉の中には英語が由来の「和製英語」がたくさんあります。また、和製英語のようでちゃんとした英語の場合もあります。その中のいくつかを紹介します。
NG
NG は No Good の省略形。「ダメ」という意味で日本で頻繁に使われるが、英語圏ではまず聞きません。典型的な和製英語です。
OK
OK は英語。語源は諸説あるが明らかではありません。使い方も日本語と同じで「大丈夫」、「わかった」などの意味で使われます。
オーライ
車がバックで駐車スペースに入るときに車の後方に立つ人が運転手に「オーライ」と声をかけるということは、バックカメラがない時代によく見られた風景です。
オーライは英語の alright が元々の言葉。「大丈夫」という意味の alright だが、駐車のときの掛け声としてはまず使いません。
ドンマイ
失敗した誰かを励ますときに「気にするな」という意味で使われるドンマイ。英語の don’t mind から派生した言葉のように思えますが、失敗した誰かを励ますときには Never mind. を使います。
英語で don’t mind というと「私(もしくはあなた)は気にしません」となります。don’t mind の後には目的語があるのが普通です。
ギャラ
テレビで出演者が自分の出演料を話すときによく使われる言葉です。「保証する」という意味の guarantee(ギャランティー)という英語から派生した言葉です。
番組出演に対して保証される出演料という意味で使われるのだろうと推測できます。